专利摘要:
本発明は、少なくとも上眼瞼がレンズの両方の安定ゾーンに同時に当たるように個体の眼瞼と相互に作用する二重安定ゾーンを提供する。本発明の安定化されたレンズは、従来方式で安定化されたレンズと比べて、眼上での方向をより良好に維持する。
公开号:JP2011513792A
申请号:JP2010549845
申请日:2009-03-04
公开日:2011-04-28
发明作者:クラッターバック・ティモシー・エイ;シェハーブ・キャレド;フランクリン・スティーブン・イー;ヘンドリクス・コルネリス・ピー;ポッツェ・ウィレム;メネゼス・エドガー・ブイ
申请人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc.;
IPC主号:G02C7-04
专利说明:

[0001] 本発明はコンタクトレンズに関する。詳細には、本発明は、回転安定性が非対称であるコンタクトレンズを提供する。]
背景技術

[0002] 特定の視覚欠損の補正は、円筒型、二焦点、多焦点、及び波面矯正物の特性など、非球状矯正物の特性をコンタクトレンズの1つ以上の面に付与することで矯正可能であることが知られている。更に、非回転対称の色付き模様を有するレンズ、角膜トポグラフィーに合致する裏面、及びオフセット光学ゾーンを有するレンズが知られている。これらのレンズの使用は、有効であるためには眼の上にある間ずっとレンズが特定方向に保たれなければならないという点で問題がある。このようなレンズが最初に眼の上に定置されると、レンズは自らを自動的に位置決めするか、又は自動位置付けして、経時的にその位置を維持しなければならない。しかしながら、一旦レンズが位置決めされると、まばたきの間に眼瞼がレンズに加える力が原因で、レンズは眼の上で回転する傾向にある。]
課題を解決するための手段

[0003] レンズの眼上での方向の維持は通常、レンズの機械的特性を変えることによって行われる。例えば、レンズの裏面に対する前面の偏心化、レンズ下部周辺部の厚みの増大、レンズの面の俯角又は仰角の形成、及びレンズ縁部の切断などを非限定的に含む、プリズムの安定化が利用されている。]
[0004] 更に、厚いゾーン及び薄いゾーン、又は、場合によっては、レンズの周辺部の厚みが増加又は減少する領域を使用することによってレンズを安定化させる動的安定化が用いられている。典型的には、厚いゾーン及び薄いゾーンは、レンズの周辺部に関して対称に位置付けられる。例えば、2つの厚いゾーンのそれぞれは、光学ゾーンの両側に位置決めされ、かつレンズの0〜180度軸に沿って中心に配置される。対称安定ゾーンは、例えば、1つの眼瞼(上眼瞼)は、他の安定ゾーンに当たる前に安定ゾーンの一端に当たるので、不利である。これはレンズの傾斜をもたらし、維持されるべく求められている方向から離れてレンズを移動させる。]
図面の簡単な説明

[0005] 対称で二重厚のゾーンである安定ゾーンを有するコンタクトレンズの表面の平面図の等厚干渉縞プロット。
コンタクトレンズの前面の平面図。
眼の上に示される図2のレンズを示す図。
厚みのピーク配列のグラフ。
実施例のレンズの回転特性を示すグラフ。
実施例のレンズの中心合わせ特性を示すグラフ。
本発明のレンズの表面の平面図。] 図2
[0006] 従来の二重安定ゾーンレンズと比較して改善された性能を有する二重安定ゾーンを備える安定化されたコンタクトレンズが、安定ゾーンを非対称とすることによって得ることができるということは、本発明の発見である。より詳細には、少なくとも上眼瞼、好ましくは下眼瞼もまたレンズの両方の安定ゾーンに同時に当たるように、二重安定ゾーンが個体の眼瞼と相互に作用するように設計することによって、本発明の安定化されたレンズが、従来の安定化されたレンズと比べ、より良好に眼上での方向を維持するということは、本発明の発見である。]
[0007] 一実施形態において、本発明は、光学ゾーンと、レンズ周辺部と、レンズ周辺部内の第1及び第2の厚いゾーンとを含む、これらから本質的になる、及びこれらからなるコンタクトレンズであって、第1及び第2の厚いゾーンが非対称であるレンズを提供する。]
[0008] 本発明の目的上、「厚いゾーン」が意味するのは、レンズ周辺部の他の領域と比較してレンズ周辺部が厚い、レンズ周辺部内の領域である。レンズの任意の点の厚みは、レンズの前面つまり対物側の表面と、レンズの裏面つまり眼の側となる表面との間の、裏面に対して直交する方向に沿った距離として測定される。]
[0009] 「レンズ周辺部」が意味するのは、光学ゾーンに隣接して存在する、及び光学ゾーンを包囲するレンズの非光学部分である。本発明の目的のため、このレンズ周辺部は、幾何学的な中心に対するレンズの縁部、又はレンズの最外部を除外する。通常、レンズの縁部は約0.02mm〜約0.2mmの幅を有する。]
[0010] 「非対称」が意味するのは、安定ゾーンが、レンズの水平軸、つまり0〜180度軸、及び垂直軸、つまり90〜270軸に関して対称でないことである。]
[0011] レンズ表面の片側の一方の安定ゾーンが、レンズ表面の反対側の第2の安定ゾーンと、位置、寸法、及び形状に関する限り垂直軸に対して鏡像である場合に、2つの安定ゾーンは垂直軸に関して対称である。水平軸の下方の一方の安定ゾーン部分が、水平軸の上方の同じ安定ゾーン部分と、位置、寸法、及び形状に関する限り鏡像である場合に、2つの安定ゾーンは水平軸に関して対称である。例えば、図1には、対称で二重厚のゾーンである安定ゾーンを有するコンタクトレンズの表面の平面図の等厚干渉縞プロットが示されている。より具体的には、水平軸の両端を中心とする厚いゾーン11及び12のそれぞれが示されている。また、図示のように、ゾーン11及び12は上下対称である。] 図1
[0012] 本発明のレンズを設計する際、設計者は、最初に、最終レンズにとって望ましい特定のレンズパラメータ、及び視覚測定パラメータを選択する。これらレンズパラメータ及び視覚パラメータは、レンズの直径、上眼瞼角(「ULA」)、上眼瞼の位置又はレンズの幾何学的な中心から上眼瞼までの距離(「ULP」)、下眼瞼角(「LLA」)、及びレンズの幾何学的な中心に対する下眼瞼の位置(「LLP」)である。加えて、設計者は、安定ゾーンのそれぞれに関する安定ゾーンデータを次のように選択する:安定ゾーンのピーク厚みがそれに沿って位置付けられる経線を意味するピーク経線の厚みプロファイル;レンズの幾何学的な中心から安定ゾーンの厚みが最大である点までの距離を意味する半径方向の周囲距離;並びにレンズの幾何学的な中心からの半径方向距離(「r」)及び経線角度(「θ」)に関する厚みの関数変換。]
[0013] 説明の目的で、図2は、光学ゾーン21と、レンズ周辺部22と、レンズ縁部23とを有するコンタクトレンズ20の前面の平面図である。本発明の目的のため、レンズの上部は、水平経線の上方で、かつ90度位置及び約90度位置にあるレンズの一部であり、レンズの底部は、水平経線の下方で、かつ270度位置又は約270度位置にあるレンズの一部である。A点はレンズの幾何学的な中心である。線25は、レンズ周辺部の(レンズの幾何学的な中心に対して)最も内側の境界28まで半径方向外側に延び、線24は、レンズ周辺部の最も外側の境界29まで延びる。線26は半径方向の周囲距離である。この距離は、線24と25との間の任意の距離であることができる。点線の円27は、これに沿って最終レンズの安定ゾーンの最大厚みが位置付けられる外周を示す。] 図2
[0014] 図3を参照すると、図示のように、参照番号31は上眼瞼を指し、37は下眼瞼を指す。眼瞼31が眼の各側の角膜の最も外側の境界線と交差する、B点及びC点として示される点は、それぞれ、眼瞼入力データを使用して幾何学的形状によって決定される。
例えば:
ULAが上眼瞼角;
ULPがレンズの幾何学的な中心から上眼瞼(図3の線32)までの距離;
LDIがコンタクトレンズの直径;であると仮定すると次のようになる:
aa=1+Tan(ULA)2;
bb=−ULP;及び
cc=ULP2−LDI2/4*TAN(ULA)2。
C点が座標(x、y)に位置すると仮定すると次のようになる。] 図3
[0015] 図3において、線33はB点とC点を結ぶ線である。すると上眼瞼角(「ULA」)は、レンズの水平軸に対する線33の角度として定義される。] 図3
[0016] 本発明の方法においては、上眼瞼は常にコンタクトレンズの両側と接触するので、上眼瞼が使用されるのが好ましい。しかしながら、下眼瞼がコンタクトレンズの両側と接触するのであれば、下眼瞼を上記の計算で使用することが可能である。]
[0017] 下眼瞼がコンタクトレンズの両側と交差しない場合は、下眼瞼角(「LLA」)を推定しなければならない。これは、下眼瞼と接し、かつ角膜の幾何学的な中心を中心とする線を引くことによって達成され得る。図3を参照すると、線34は、角膜の幾何学的な中心を中心とする垂線であり、下眼瞼37まで延びて下眼瞼37と交差する。本明細書に記載の計算を行うには、ULA、LLA、ULP、及びLLPの値は、ポピュレーション測定値に基づいていてもよく、好ましくは個体の測定値である。] 図3
[0018] 続いて、線35及び36を、B点及びC点のそれぞれから下眼瞼37まで引く。これら線のそれぞれが下眼瞼34と交差する点が、図3では、それぞれD及びEとして示されている。線35及び36のそれぞれの中間点F及びGがそれぞれ決定され、これらの点の間に直線38が引かれ、直線38はこれらの点を通り、かつレンズ縁部23の最も外側の境界線を越えて延びる。] 図3
[0019] 線36及び35がそれぞれ半径方向の周囲距離と交差するH点及びI点は、安定ゾーンの最も厚い部分の中心を意味するピーク厚みの位置を画定する。次に、H点及びI点のそれぞれに関して、レンズの中心Aからの経線角度を計算する。例えば、G点の座標がGx,Gyであり、F点がFx,Fyの場合、これらの点を結んだ線38の角度は、逆正接関数



を有する。]
[0020] 次に、レンズの各側の安定ゾーンの、レンズの上部に最も近い最上部の境界、及びレンズの底部に最も近い最下部の境界を決定する。最上部及び最下部の境界は、眼瞼と、半径方向の周囲距離の最も外側の縁部とが交差する点に位置付けられることができる。好ましくは、境界のそれぞれは、この交差点の上眼瞼より5〜10度低く、又は下眼瞼より5〜10度高く終端する。下眼瞼がレンズ縁部と交差しない場合は、下部境界は上部境界と対称とされてもよく、又は下眼瞼、上眼瞼、又は水平軸と平行とされてもよい。]
[0021] 任意の簡便な方法によって、レンズ表面の360度の経線のそれぞれの厚みを1度刻みで計算する。例えば、半径方向距離(「R」)の厚み(「THK」)を、図4に示される厚みのピーク配列又は関数を使用して計算する。ピーク厚み、レンズの幾何学的な中心からのピーク厚みの半径方向距離、ピーク厚みとレンズ縁部との間の半径方向距離、ピーク厚みの両側の半径方向の厚み変化、安定ゾーンの長さ、及びピーク厚みの両側の角度で測った厚み変化で構成される厚みプロファイルは、レンズに組み込まれた安定ゾーンごとに異なってもよい。] 図4
[0022] 比率(「α」)を次のように計算する。
{経線角度−象限開始角度}÷全象限角度]
[0023] 特定位置における厚みを計算するために、次の角度を画定する:
水平軸から特定位置までの角度である経線角度;
水平軸とピーク経線との間の角度である象限開始角度;及び
ピーク経線と、安定ゾーンの厚みが終わる経線との間の角度である全象限角度。]
[0024] 好ましくは、この比率を次に以下のように厚み変化関数に適用する。まず、90を乗算して全象限角度を正規化する。]
[0025] 全象限に関する次の等式にしたがって、結果として得られる厚み(「T」)を計算する。
T=t*cosine(α)n
式中、nは約1〜5、好ましくは約1.50、最大約3.00である。]
[0026] 当業者は、厚み「T」の計算に、線形関数、多項式関数、及びスプライン関数を非限定的に含むその他の関数変換法を適用することができることを認識するであろう。ここで、厚みTを、半径方向距離r及び経線角度の関数として保存してもよい。]
[0027] 本発明のレンズの安定ゾーンのそれぞれは、任意の望ましい形状をとることができる。例えば、このゾーンの厚みは、ゾーンの最上部分からピーク厚みまで線形に増加し、その後、ゾーンの最下部分に向かって線形に減少してもよい。あるいは、この変化は加速されてもよく、又は非線形であってもよい。]
[0028] 好ましくは、本発明の安定ゾーンのそれぞれの最も広い部分の半径方向幅は、約3〜4mmであり、好ましくは約2〜3mmである。安定ゾーンのそれぞれの円周長さは、約30〜120度、好ましくは約50〜90度の角度の範囲を定める。安定ゾーンの最厚部分と最薄部分との間の最大厚み差異は、約0.1〜約0.4mm、好ましくは約0.2〜約0.3mmである。ゾーンのそれぞれの厚みのピークは、レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mm、好ましくは約6〜6.5mmに位置付けられてもよい。]
[0029] 本発明はあらゆるレンズを安定化させるために使用することができるが、光学補正を提供するために眼上での安定化が必要なレンズにおいて最大の有用性を見出すことができる。したがって、本発明は、乱視用レンズ及び多焦点レンズにおいて最大の有用性を見出すことができる。更に、設計は、特定の個体の角膜トポグラフィーに合わせてカスタマイズされたレンズ、高い波面収差補正を有するレンズ、又はその両方において有益である。好ましくは、本発明は、例えば、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第5,652,638号、同第5,805,260号、及び同第6,183,082号に開示されているような乱視用レンズ又は乱視用多焦点レンズを安定化させるために用いられる。]
[0030] 多焦点レンズは、二焦点レンズ及び累進レンズを非限定的に含む。二焦点レンズの1つのタイプは、近用光学度数と遠用光学度数との間を変化させる円環状をしたリング部を有する光学ゾーンを提供する。「近用光学度数」が意味するのは、装用者の近方視力を所望の程度まで補正するために必要な屈折力の量である。「遠用光学度数」が意味するのは、装用者の遠方視力を所望の程度まで補正するために必要な屈折力の量である。]
[0031] 円環状をしたリング部は、レンズの前面つまり対物側表面、又は裏面つまり眼の側の表面、又は両面に存在してもよい。好ましい実施形態では、第1及び第2の眼科用レンズが提供され、第1のレンズは、実質的に全ての遠用光学度数を提供する光学ゾーンを備える凸面と、少なくとも2つの同心環状部分を備える光学ゾーンを有する凹面とを有し、この少なくとも2つの同心環状部分のそれぞれの度数は、遠用光学度数の度数にほぼ等しい。第2のレンズは、実質的に全ての近用光学度数を提供する光学ゾーンを備える凸面と、少なくとも2つの同心環状部分を備える光学ゾーンを提供する凹面とを有し、この少なくとも2つの同心環状部分のそれぞれの度数は、近用光学度数の度数にほぼ等しい。]
[0032] あるいは、中間度数、又は近用光学度数と遠用光学度数との間の度数の環を更に提供することができる。更に別の代替方法として、レンズは累進多焦点補正を提供してもよい。好適な二焦点、多焦点、及び累進デザインは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第5,448,312号、同第5,485,228号、同第5715,031号、同第5,929,969号、同第6,179,420号、同第6,511,178号、及び同第6,520,638号に記載されている。]
[0033] 更に別の代替方法として、本発明のレンズは、高い眼収差、角膜トポグラフィーデータ、又はその両方の補正を取り入れてもよい。かかるレンズの例は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第6,305,802号及び同第6,554,425号に見出される。]
[0034] 本発明のレンズは、メガネのレンズ、コンタクトレンズ、及び眼内レンズを非限定的に含む眼科用レンズを製造するのに好適な任意のレンズ成形材料から製造されてもよい。ソフトコンタクトレンズ形成の例示的な材料としては、非限定的に、シリコーン・エラストマー、参照によりその全体が本書に組込まれる米国特許第5,371,147号、同第5,314,960号、及び同第5,057,578号に開示されるものを非限定的に含むシリコーン含有マクロマー、ヒドロゲル、シリコーン含有ヒドロゲル等及びその組み合わせが挙げられる。より好ましくは、表面はシロキサンであるか、又は表面は、ポリジメチルシロキサンマクロマー、メタクリルオキシプロピルポリアルキルシロキサン、及びこれらの混合物、シリコンヒドロゲル若しくはエタフィルコンA等のヒドロゲルを非限定的に含むシロキサンの機能性を有する。]
[0035] 好ましいコンタクトレンズの材料は、ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレートポリマーであり、約25,000〜約80,000のピーク分子量と、それぞれ約1.5未満〜約3.5未満の多分散性とを有し、少なくとも1つの架橋可能な官能基がその上に共有結合していることを意味する。この材料は、米国特許出願第60/363,630号に記載されており、この文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。]
[0036] レンズ材料の硬化処理は好都合であればいかなる方法で行ってもよい。例えばこの材料は、型に入れ、熱、放射線、化学物質、電磁放射線などによる硬化、及びこれらの組み合わせにより硬化させることができる。好ましくは、コンタクトレンズの実施形態では、紫外線を使用して、又は可視光線のフルスペクトルを使用して成型が行われる。より具体的には、レンズ材料を硬化させるのに好適な正確な条件は、選択した材料及び形成すべきレンズによって決まる。好適なプロセスは米国特許第5,540,410号に開示されており、参照によりその全体が本書に組込まれる。]
[0037] 本発明のコンタクトレンズは、あらゆる好都合な方法で製造され得る。このような方法の1つは、金型インサートを作製するために、VARIFORM(商標)アタッチメントを備えるOPTOFORM(商標)旋盤を使用する。金型インサートも同様に型を作るために利用する。その後、好適な液体樹脂を金型間に配置した後に、樹脂を圧縮及び硬化して、本発明のレンズを形成する。当業者は、あらゆる多くの既知の方法を用いて本発明のレンズを製造することができることを認識するであろう。]
[0038] 本発明は、以下の非限定的な実施例を考察することによってさらに明確にされる。]
[0039] (実施例1)
図1に示される従来技術のコンタクトレンズは、球面屈折力−3.00m−1(3.00ジオプター)、円柱屈折力−0.75m−1(0.75ジオプター)、及び円柱軸180度を有して設計される。レンズ特徴部及び安定ゾーンの寸法パラメータは、表2に実施例1として示されている。更に、図1に示されるように、レンズは、2つの垂直及び水平に対称な厚いゾーンをレンズ周辺部に有する。レンズが軸外に45度回転された場合、安定位置0の5度以内に33秒以内に戻ることが、図5に示されている。安定方向に戻る間、レンズは中心合わせ位置(0.2mm以内)を維持し、26秒以内に安定値を達成することが、図6に示されている。0.2mm以内の値は、視機能の観点から臨床的に許容可能な偏心量である。したがって、安定位置に戻る回転の間、レンズは0〜0.2mmを超えて中心から偏心するべきではなく、さもないと視覚に影響が与えられることになる。] 図1 図5 図6
[0040] (実施例2)
球面屈折力が−3.00m−1(3.00ジオプター)、円柱屈折力が−0.75m−1(0.75ジオプター)、及び円柱軸が180度、並びにカスタマイズされた安定ゾーンを有するレンズが、表1の視覚測定パラメータ、及び次の表2の実施例2に示されるレンズ寸法パラメータを用いて、本発明の方法にしたがって設計される。表2において「鼻」及び「側頭」が意味するのは、それぞれレンズの鼻側及び側頭側にあるレンズの側面である。図7は、安定ゾーン71及び72が非対称であるレンズの前面を示す。] 図7
[0041] レンズが軸外に45度回転された場合、安定位置(5度以内)に16秒以内に戻ることが、図5に示されている。安定方向に戻る間、レンズは許容可能な中心合わせ位置(0.2mm以内)を維持し、15秒以内に安定値を達成することが、図6に示されている。これらの値は、実施例1のレンズと比較して有意に改善されている。] 図5 図6
[0042] 〔実施の態様〕
(1)光学ゾーンと、レンズ周辺部と、前記レンズ周辺部内の第1及び第2の厚いゾーンとを含むコンタクトレンズであって、前記第1及び第2の厚いゾーンが非対称である、レンズ。
(2) 前記厚いゾーンのそれぞれの厚みが、前記ゾーンの最上部分からピーク厚みまで線形に増加し、その後、前記ゾーンの最下部分に向かって線形に減少する、実施態様1に記載のレンズ。
(3) 前記厚いゾーンのそれぞれの厚みが、前記ゾーンの最上部分からピーク厚みまで非線形に増加し、その後、前記ゾーンの最下部分に向かって非線形に減少する、実施態様1に記載のレンズ。
(4) 厚いゾーンの最厚部分と、厚いゾーンの最薄部分との間の最大厚み差異が約0.1〜約0.4mmである、実施態様2に記載のレンズ。
(5) 厚いゾーンの最厚部分と、厚いゾーンの最薄部分との間の最大厚み差異が約0.1〜約0.4mmである、実施態様3に記載のレンズ。
(6) 前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、実施態様2に記載のレンズ。
(7) 前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、実施態様3に記載のレンズ。
(8) 前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、実施態様4に記載のレンズ。
(9) 前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、実施態様5に記載のレンズ。
(10) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様1に記載のレンズ。]
実施例

[0043] (11) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様2に記載のレンズ。
(12) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様3に記載のレンズ。
(13) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様4に記載のレンズ。
(14) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様5に記載のレンズ。
(15) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様6に記載のレンズ。
(16) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様7に記載のレンズ。
(17) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様8に記載のレンズ。
(18) 前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、実施態様9に記載のレンズ。]
权利要求:

請求項1
光学ゾーンと、レンズ周辺部と、前記レンズ周辺部内の第1及び第2の厚いゾーンとを含むコンタクトレンズであって、前記第1及び第2の厚いゾーンが非対称である、レンズ。
請求項2
前記厚いゾーンのそれぞれの厚みが、前記ゾーンの最上部分からピーク厚みまで線形に増加し、その後、前記ゾーンの最下部分に向かって線形に減少する、請求項1に記載のレンズ。
請求項3
前記厚いゾーンのそれぞれの厚みが、前記ゾーンの最上部分からピーク厚みまで非線形に増加し、その後、前記ゾーンの最下部分に向かって非線形に減少する、請求項1に記載のレンズ。
請求項4
厚いゾーンの最厚部分と、厚いゾーンの最薄部分との間の最大厚み差異が約0.1〜約0.4mmである、請求項2に記載のレンズ。
請求項5
厚いゾーンの最厚部分と、厚いゾーンの最薄部分との間の最大厚み差異が約0.1〜約0.4mmである、請求項3に記載のレンズ。
請求項6
前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、請求項2に記載のレンズ。
請求項7
前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、請求項3に記載のレンズ。
請求項8
前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、請求項4に記載のレンズ。
請求項9
前記ゾーンのそれぞれの前記厚みのピークが、前記レンズの幾何学的な中心から約5〜約7mmである、請求項5に記載のレンズ。
請求項10
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項1に記載のレンズ。
請求項11
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項2に記載のレンズ。
請求項12
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項3に記載のレンズ。
請求項13
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項4に記載のレンズ。
請求項14
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項5に記載のレンズ。
請求項15
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項6に記載のレンズ。
請求項16
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項7に記載のレンズ。
請求項17
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項8に記載のレンズ。
請求項18
前記厚いゾーンのそれぞれの半径方向幅が約3〜4mmであり、前記厚いゾーンのそれぞれの円周長さが約30〜120度の角度の範囲を定める、請求項9に記載のレンズ。
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